セールスコピーライターの仕事内容がこちら【報酬〜具体例まで暴露】

この記事で分かるPOINT
  • セールスコピーライターの具体的な仕事内容
  • 各仕事の目安となる報酬額
  • セールスコピーライターとして稼げる仕事の仕方

セールスコピーライターの仕事内容と聞くと、おそらく多くの人が『文章を書くこと』というふうにイメージするかと思います。

ですが…

むろ

これは、半分正解で、半分不正解…って感じ。

秘書

『セールスコピーライターの仕事内容 = 文章を書く』と考えてしまうと、この働き方の恩恵を半分も得られません…。

正直、セールスコピーライターの仕事は、『商品・サービスを売れる文章を書くこと』という程度の低い部分で語るものではありません。その提供価値はもっと大きく、こなせる仕事内容もはるかに広範囲に渡ります。

そして、じつはここの理解が『稼げるセールスコピーライター』か『稼げないセールスコピーライター』かを分ける、1つの分岐点でもあるんですよね。

むろ

なぜなら、ここを理解することで『できる仕事』も『得られる報酬』も、一気に増えるから。

そこでこの記事では、実際に私or知り合いのセールスコピーライターが実際に受けたことのある仕事内容を、報酬面の目安まで含めてマルッと暴露しています。

迷える子羊

本当にセールスコピーライターって稼げるの?なんか嘘くさいんだよなぁ…。

て感じで、セールスコピーライターに興味を持ちつつも、なんとなく不安を感じている人や

迷える子羊

セールスコピーライターを目指してみたけど、まったく仕事はないし、お金にもなりません…。

て感じで、目指してはみたけど、イマイチうまくいってない…みたいな人は、ぜひ一読してくださいね。

秘書

この記事は、室川の経験・体験を元にどんどん中身を追加/更新していく予定です。

2021年6月、業務事例を追記しました。

目次

セールスコピーライターの『仕事』とは?

まずは、セールスコピーライターの具体的な仕事内容をお話する前に、そもそも『セールスコピーライターの仕事ってなんなの?』というところからお話をしていきます。

秘書

「そんなの知ってるよ!」な方は、読み飛ばして、次の項目へ進んじゃいましょう!

セールスコピーライターとは、その名の通り、『セールスコピー(物を売るための文章)を書く人』…だと思っていたら50点です(汗)。間違ってはいませんが、この考え方をしていると、すごくもったいない!

むろ

『商品やサービスを売るプロ』を作り出す。それがセールスコピーライターの仕事の本質だ!

インターネットはもちろん、手紙やハガキ、動画や音声など、あらゆる媒体を『超一流のセールスマン』に作り変える、それがセールスコピーライターの仕事です。

文章(セールスコピー)を書くことは、あくまで価値提供の代表的な1手段であり、方法の1つでしかないんですよね。

秘書

この理解があるかないかで、仕事の報酬も、仕事内容も、大幅に変わってきます。

『文章量で報酬が変わる』というナンセンスな仕事とオサラバ

もっとも代表的な仕事は『セールスコピーを書く』ことであるのは事実です。ですが、文章を書くことが仕事、というわけではありません。

これは、目的と手段があべこべです(汗)。

文章を書くことではなく、『文章(ふくめ様々な手段)で商品・サービスを売るプロを作り上げる』のが仕事。

むろ

だから『書いた文章量で報酬が変わる』なんて、ナンセンスな報酬形態は本来なら存在しないんだな。

秘書

セールスコピーライターの仕事にとって、文章の『量』には、なんの価値もないからです。

それどころか、仕事内容によっては『ほとんど文章を書く必要すらない』というものすら存在します。現に、私が最近行った仕事は『文字数1,000文字未満を納品して15万円の報酬』というものですからね(この仕事も、具体的な仕事内容で紹介しますね)。

あらゆる方法で『商品・サービスを売るプロ』を作り出す!

セールスコピーライターの仕事は『セールスコピーを書く』ことでなく、『セールスコピーを書くことを含め、あらゆる手段を用いて商品・サービスを売るプロを作り上げる』ことだと認識しましょう。

このような捉え方をしておけば、いわゆる

迷える子羊

はぁ…5,000文字書いて1,000円の報酬…月収10万円まで、残り495,000文字か…。

みたいな『ライター』あるあるとは無縁ですし、

迷える子羊

うおおぉぉ、仕事がねぇ…!

みたいな仕事難民になることも激減するでしょう。

なぜなら、『文章を書くことが仕事』と捉えているセールスコピーライターと比べて『こなせる仕事内容や幅』が圧倒的に増えるから。

むろ

当然『セールスレターを書く』だけを仕事として捉えるより、はるかに成功しやすくなるな。

秘書

『商品・サービスを売るプロ』を生み出す、それがセールスコピーライター。

仕事内容をこなす為に専門資格は必要?

さて、そんな『ビジネスを行っている人なら、誰もが助けを求めたくなる』ような価値を提供できるセールスコピーライター。

にも関わらず、この仕事には『専門資格』が一切必要ありません。

むろ

取っておくと『仕事に役立つかも』な資格はあるけどね。

今から紹介する『セールスコピーライターの具体的な仕事内容』のうち、資格が必要となる仕事は1つもありません。

ですが『専門資格がない』ということは、言い換えれば『誰でもセールスコピーライターを名乗れる』ということ。

つまり『完全な実力勝負の世界』ということでもあります。

秘書

『資格を持つ』が重要というより、『結果を出せる実践スキルがある』ことが重要ですね。

資格を取るために『本当に、こんな知識いるの?』と思うような、余計な知識(笑)を身につける必要はありません。あなたに腕があれば、極端な話、今日からでも仕事を取ることが可能です!

セールスコピーライターの具体的な仕事内容と報酬

さて、ここまでで、

  • セールスコピーライターの仕事における本質
  • 仕事をするために専門的な資格は必要ない

ということが分かって頂けたかな、と!

むろ

だから、はっきり言って『セールスコピーライターの需要』は無限大だ!

秘書

すべてのビジネスオーナーから見て、喉から手が出るほど欲しい存在です。

その具体的な仕事内容は膨大にあり、すべてを紹介することはできません。そこで、

この記事で紹介している仕事内容
  • 私が実際に受けたことのある仕事
  • 私の知り合いセールスコピーライターが受けたことのある仕事

に絞って、具体的な仕事内容から報酬額の目安まで、全部暴露してしまいます(自分が受けたもの以外も、報酬額まで暴露するという暴挙(笑))。

秘書

ぜひ、参考にしてくださいね。

01.DM(ダイレクトメール)制作

DMとは『ダイレクトメール』の略で、宣伝や販促目的で直接住所に送られてくる印刷物のこと。

DMは効果的に使えれば非常に高い効果を期待できる反面、比較的コストがかかるうえ、やり方を間違えると『顧客の心証を損ねる』というリスクをともなう、諸刃の剣のような販促手法です。

このDMを

  • 顧客リサーチ
  • 構成検討
  • 文章執筆

といった技術を駆使して、『商品・サービスを売るプロ』として作り上げる。これが仕事内容です。

むろ

まさに『セールスコピーライターの代表的な仕事内容』の1つと言えるだろうな。

中には『文章を執筆代行する』だけのセールスコピーライターもいますが、やはりリサーチや構成もまとめて一式対応できるセールスコピーライターに比べ、大幅に報酬が下がります(汗)。

秘書

前半でお話した『仕事の捉え方』が、大幅に報酬額に影響します。

報酬額の目安は5〜40万円

秘書

基本的に『制作するDMの規模』で、大きく報酬額が変わります。

ハガキサイズのDMなどであれば5万円ほどが相場の目安となります。大型封筒に入れて送付するようなタイプや、冊子構成になっているような大型DMの場合は30万円ほどの報酬を見込むことができます。

むろ

『執筆のみ』の場合…ここから3、40%ほど報酬が落ちてしまうのだ!もったいないなぁ。

02.FAXDM作成

こちらは、DMのFAX版。通常のDMに比べてコストが安く、じつは未だに根強い人気を誇っている販促方法です。

ところが…効果的に『FAXDMを使いこなせている』という企業は、結構少ないんですよ(汗)。

むろ

大体の人は、通常のDMやWeb、チラシと同じような感覚で作ってしまうんだな。

秘書

媒体の特性を理解し『売るプロ』を生み出すセールスコピーライターの出番、というわけです。

行う仕事内容は、0.1DM制作とほぼ同じ。リサーチした内容を『FAXDMとしての特性に合わせて構成・執筆する』ところがキモになります。

報酬額の目安は5〜15万円

秘書

制作する規模が限られるので、報酬変動も控えめです。

FAXDMは、通常のDMと比べて『1度に送付できる情報量に限りがある』販促方法。そのため、制作量がそこまで大きくなりません。

結果として、通常のDMに比べて価格の幅が控えめという特徴があります。

むろ

ちなみ、FAXDMで執筆のみの仕事内容とか、俺は聞いたことないな。特性の関係上、構成がすごく重要だからね…。

ある意味、セールスコピーライターの『本当の仕事内容』を理解してないと、こなせない仕事の代表格かも知れませんね!

03.LP(ランディングページ)制作

ざっくり言うと『Webで商品・サービスを販売するための専用ページ』を制作する仕事ですね。

ランディングページの質は、Webからの売上に直結する要素です。商品・サービスは全く同じでも、ページによって売上が2倍にも半分にもなったりします。

むろ

プラス『Web』という特性をしっかり理解し、活かせるか?が結果に大きく影響する仕事内容だね。

秘書

うちの室川がもっとも得意とする仕事の1つです。

今の時代、Webの需要はとどまることを知りません。一昔前はWebに手を出していなかったような業種も、どんどんWebの世界へ参入してきています。

それに合わせて、この『ランディングページ制作』という需要も、とどまることなく伸び続けているのが現状です。今の時代にセールスコピーライターをするなら、必ずおさえておきたい仕事内容の1つと言えます。

報酬額の目安は10〜60万円

秘書

なかなかの高額報酬を狙えます!仕事内容によっては、継続的な報酬も狙えたりします。

ランディングページは、一度作れば数ヶ月〜年単位で顧客に利益を生み出すことができる販促手法…ですが、露骨に『他競合と比較される』媒体でもあり、制作難易度も比較的高めです。

クライアントに提供できる価値の大きさ、制作に必要な労力、いずれの観点で見ても、高額の報酬を手にするにふさわしい仕事内容と言えますね。

単純な『一発報酬』ももちろんですが、媒体の特性上『定期的な報酬』をもらうこともできる仕事ですので、高収入セールスコピーライターを目指す人への心強い味方となる可能性を秘めています。

むろ

ちなみに、これは『Webページの制作』を除いた報酬イメージ。特別なWebスキルがなくてもいい報酬になるね。

ランディングページはWebページなので、完成には『Webでページを作る技術』が必要になります。が、これらの作業は、他の業者や技術者に依頼する形を取れるので、Webページの制作技術は特に気にしなくても大丈夫です。

クライアント側にお願いしてもいいですし、あなたが管理者として他業者に依頼してもいいでしょう。逆に、いわゆる『WordPress』などを用いた簡単なWebページを作れるようになると、制作も自分で行えるようになって更に大きな報酬額も狙えます!

まぁ、ここまでやる人は少し特殊かとは思いますが(室川は元ITエンジニアなので、自分で制作もしたりします(笑))。

04.ステップメール制作

ステップメールとは、メールを使ったマーケティング手法のうち、『特定の目的に向けて、あらかじめ用意しておいた内容・頻度・回数でメールを送付する』手法です。

色々な使用目的がありますが、私たちの場合は…当然『商品・サービスを販売することを目的としたステップメール』の制作を代行することがおもな仕事内容。

ステップメールは、メールの中身における文章の腕前ももちろん大切ですが、それ以上に

  • どんな内容を
  • どんな順番で
  • どのタイミングに

送るのか?という『構成』が非常に大切になってきます。

そのため、セールスコピーライターとしての『商品・サービスを売るプロ』に仕立て上げる能力が非常に重要な要素となるんですよね。

むろ

『執筆』の仕事も多少あるけど、むしろ『販売(目的)に向けた全体構成』をセットで作り上げる方が圧倒的に多い!

報酬額の目安は3〜30万円

秘書

仕事の内容が執筆だけだと、一気に報酬額が下がります。

ステップメール制作代行は、まさに『執筆だけ提供』か『執筆以上の価値を提供』かで大きく報酬額が変わる仕事となります。

理由は、先にお伝えした通り、成果に対する要因の比重が文章内容よりも『ステップメール自体の構成』に大きく依存するから、ですね。

それゆえ、文章の執筆だけを仕事として受けた場合、そもそも『構成がゴミすぎて』まったく成果に繋がらない…というリスクもあったり(汗)。

むろ

てわけで、あまり『執筆』だけで受けるのはオススメしない。でも、ちょっと例外があって…

むろ

駆け出しの頃は『構成を他のプロが作った』執筆案件を受けるのもいいかもね。比較的楽に成果出せるぞw

05.記事型広告執筆代行

記事型広告というのは色々な捉え方がありますが、ここでは『通常のブログ記事のような体裁で書かれた広告』と捉えてください。商品やサービスのPR要素を、記事風に書き上げる、といったイメージです。

迷える子羊

通常のブログ執筆とかと、何が違うの?

むろ

あくまで記事の目的は『商品・サービスの価値を伝え、欲求を刺激する』こと。ここが通常のブログとは違うかな。

過大評価なく、過小評価なく、100%余すことなく商品・サービスの価値を伝え、読者の共感を引き出す。

これを『第三者目線』を保ったまま、違和感なく、自然に『商品・サービスが欲しい(興味が出た)』という感情へと導いてあげるような文章を執筆する必要があります。

ブログ記事を『商品・サービスを売るプロ』にしたてあげる仕事ですね。

報酬額の目安は3〜5万円

秘書

他と比べると安めに見えます。ですが、いわゆる『記事執筆』とは一線を画す報酬設定ですね。

通常のいわゆる『ブログ記事』執筆が1記事3,000円〜5,000円ほど(これでもマシな方(汗))とみると、かなり高額な設定であることが分かりますね。

ですが当然、ただ『SEO(検索で上位に出る書き方)を意識しただけの執筆』では効果を出すことはできず、セールスコピーライターとしてのスキルが必要不可欠。

そのため、セールスコピーライターとしてのブログ執筆は、『ライターの延長線上』でなく『セールスコピーライターの延長線上』として捉える必要があります。

むろ

記事型広告の執筆を『ブログ執筆並み』の報酬で募集する企業もいるから注意。受ける必要なしw

06.広告文執筆代行

この仕事は、広告そのものを作るのではなく『広告文章』を作ることが業務内容。1つひとつの規模は小さめですが、仕事の対象はかなり幅広くなっています。

むろ

検索広告の文面作成が代表的みたい。他にも、Twitter広告のツイート内容を代筆したり、とかがあるみたいだよ。

秘書

じつは室川は1度も受けたことがない、知り合いから共有してもらった仕事内容なのです。

仕事の規模的に『単発で1つ受ける』といった形よりも『月契約をして、いくつもこなす』みたいな仕事の内容になるみたいですね。

報酬額の目安は2〜5万円

秘書

月にどれだけ作業対象が発生するかで金額が変動するようです。

単発で受けるよりも『月単位でまとめて受ける』というスタンスで契約するケースが多いみたいですね。1ヶ月にどれくらいの作業量を見込む必要があるかで、月額が変動するようです。

特に『検索広告の文面』は、つねにテストを繰り返して改善を行っていくものですから、ここを作業対象に組み込めると安定的な収益源になるとのこと!

むろ

1つひとつは小さめだけど、複数社と契約できたら、かなり収益面が安定しそうではあるね。

07.ブログ記事執筆代行

基本的にセールスコピーライターは(仕事の本質ではないにしろ)文章のプロフェッショナルとなっていることが多い職業です。

その特性上、『ブログ記事の執筆』という形の仕事を受けるケースも少なからず存在します。

迷える子羊

出た…文字単価50銭とかいう、時代を逆行したかのような報酬設定の仕事

とか思ったかも知れませんが、セールスコピーライターが受けるブログ執筆は、少し毛色が違います。

というのも、いわゆるライターが行うような『単発的な記事執筆』や『色々な種類の記事執筆』といった行為は基本的に行いません(たまに仕事が無くて行う人もいますが)。

むろ

俺たちが受ける場合、クライアントの商品やサービスを深く理解し、記事ネタの抽出から構成までしっかり携わる感じかな。

単純な『ライター』という枠を超えて、ビジネスパートナー的なポジションでブログを担当する、というイメージに近いかも知れません。

当然ながら、セールスコピーライティングだけでなく、いわゆる『SEO(検索エンジン最適化)』などの少し畑違いな専門知識も必要となってくるため、普通のセールスコピーライターにはかなりハードルの高い仕事だと思いましょう(小銭報酬で良ければ、一気にハードルは下がりますが(笑))。

報酬額の目安は5〜15万円

秘書

月に4記事ほど執筆した場合。あくまで『パートナー的ポジション』で受けた場合の話です。

いわゆるライターのブログ記事執筆とは一線を画す報酬ではありますが、この報酬を得るためのハードルはかなり高いです。

質の高い記事であることはもちろん、最終的に『商品・サービスの販売』に繋がるよう、ブログの全体構成や記事ごとの役割、割合など、様々な視点で記事執筆をこなす必要があります。

先に少しお話したように『かなり毛色の違うスキル』が必要となってくるので、安易に受けるのはオススメしません。逆に、これらのスキルが必要ないようなただの記事執筆なら、報酬額が安すぎるので、やはりオススメしません。

むろ

俺の場合、これ単独で受けるというより、他の仕事を通じて『俺自身が商品・サービスの価値を熟知してるクライアント』が…

むろ

「新しくメディアを立ち上げたい!」みたいな時に月契約で受けてる感じだね。

08.動画シナリオ制作

本記事の前半で『1,000文字未満を納品して、15万円の報酬』というお話をしましたよね。それがこの仕事になります。

今の世の中、動画というコンテンツの需要はとんでもなく高まっています。動画を使ったPR、動画を使った広告なんかも一般的によく目にするようになりました。

ところが、『動画広告』や『商品PR動画』で思った通りの成果を出せている企業って、結構少ないんですよ。動画の質が悪いとかそういった問題以前に『動画のシナリオが悪い(下手)』ですから(汗)。

企業の動画は『感動を与える』ことが目的でなく、あくまで『その先にあるビジネス』に繋げるのが目的。いわゆる『動画制作』とは観点が異なるわけですが、ここにうまく対応できていないんですね。

むろ

『商品・サービスを売るプロ』を生み出す専門家として、『売るための動画構成』を作ってあげるわけだ。

先にお話したように、動画自体の需要・企業側の優先度が高まっているので、営業の仕方によっては、動画を実際に作ることまで出来なくても、シナリオ制作を代行することで十分報酬をもらうことが可能です。

むろ

映画で言う『脚本家』みたいなものかな。撮影やキャストが良くても、シナリオがゴミなら駄作になるかね。

報酬額の目安は3〜15万円

秘書

クライアントの事業種類&規模によって、かなり増減するイメージです。

  • クライアントからの直契約か、動画制作業者などを介して(下請け)か
  • クライアントの規模はどの程度か?

で、だいぶん報酬に差がありました。

『クライアントから直接』であれば報酬額を交渉できますが、動画制作の業者経由の場合は報酬交渉は難しくなりますからね。

むろ

業者経由の場合『業者が受けた金額』でベースが決まっちゃうから、交渉の余地がほぼ無いんだよな…。

また、クライアントとしては『動画制作費』も別途見込む必要があるため、クライアント自身が比較的大きめの予算金額を取れる企業規模でないと、報酬額は伸び悩みます。

とはいえ、まだまだ『基本的なスキルだけ』で対応できる新規参入的な仕事であり、報酬自体も基本的に悪くありません。

秘書

『仕事 = 執筆』と考えている人は一生たどり着かない領域。ぜひ受注して欲しい仕事の1つです。

09.ホームページ構成設計代行

この仕事は『IT的知識を使って実際にホームページを制作する』という、いわゆるプログラマー的なもの…ではなく『どのようなホームページを制作するべきか』という、コンサルティングに近い仕事内容になります。

一昔前に比べホームページの制作コストも大幅に下がり、あらゆる企業がホームページを導入しています。結果、ただ綺麗でカッコいいホームページを作るだけでは、その他多くのホームページに埋もれ、まったく効果を期待できない時代になりました(汗)。

むろ

そこで『商品・サービスが売れるホームページ』を作れるよう、構成や内容を支援してあげるわけだ!

『どのようなホームページを作るべきか』を支援するので、IT知識などは特に不要です。こちらで『商品・サービスがしっかり売れるホームページ』を設計し、技術者がその設計を元に制作してもらうイメージですね。

また、ホームページは『一発で制作完了する』というよりも『継続的に改善を繰り返し、より良いものに変えていく』という運用が基本。そのため、継続的な受注(契約)にも繋げやすいというメリットがあります!

報酬額の目安は3〜10万円

秘書

ぶっちゃけると、なるべくお得にして、継続的な受注を狙う方が効果的です。

ホームページの規模にもよりますが『一回で高額な報酬をもらう』というよりも『継続的に支援していくビジネスパートナー的ポジション』を狙っていくのがオススメです。

というのも、ステップメールやDM、ランディングページと違い、ホームページは『手を入れた直後から成果を判定する』というのが少し難しいんですよね。そのぶん、最初から高額の報酬はそもそも交渉しにくいものでもあります。

むろ

クライアントとの信頼性を構築し、継続的な改善に期待値・価値を見出してもらう必要があるな。

この仕事も『執筆』という行為はほぼありませんが、長い目で見てかなり高額の報酬を得ることができる仕事の1つ。いきなりこの仕事でセールスコピーライターデビューは現実的に無理ですが(笑)、ぜひ『将来的に受注していきたい仕事』ですね。

10.販促物の添削

すでにクライアントが活用しているDMやチラシ、ホームページ、メルマガやランディングページなどを『商品・サービスを売るプロを作り出す専門家の目線』でチェックし、改善策を提示する仕事です。

じつは、『セールスコピーライター』という職業自体まだまだ認知度が低く、世の中にある多くの販促物は、私たちが使うような専門知識を考慮せずに『なんとなくそれっぽく作られている』ものが溢れかえってるんですよね。

むろ

こういった『物足りない』販促物を添削し、改善点をまとめ、レポートとして納品する感じ。

じつは『(セールスコピーやセールスレターを)書いてください!』よりも『どこが悪いのか教えてください!』の方が、圧倒的に需要が多くんですよ。それもあって…

迷える子羊

駆け出しセールスコピーライターにオススメの仕事No.1はなんですか?

と問われることがあったとしたら、この『販促物添削』を挙げます。それぐらい、何がなんでも押さえてほしい仕事。

秘書

『コピーを書く』に囚われていたら、ずっとたどり着けない仕事の1つですね。もったいないです。

報酬額の目安は1〜3万円

秘書

ホームページの添削など、ボリュームが大きいものは少し高めで受けたいところです。

他の仕事に比べると、報酬額はそこまで高くはありません(とはいえ、1添削で3万円と考えると、けっして割りに合わない報酬ではありませんが)。

ですが、この仕事は先に少しお話したように、かなり需要の多い仕事です。また、やり方によっては『継続的にお付き合いできるクライアント』を獲得するためにも非常に効果的な仕事となります。

むろ

もう1度言おう。『駆け出しセールスコピーライターも確実に抑えるべき仕事No.1』だ!

この仕事をどのように受注し、どのようにこなし、どのように活用するか…ここが『セールスコピーライターとして成功できるかどうか』の分岐点になると言っても過言ではありませんよ。

11.セミナー講師

この仕事は、もはや執筆とはまったく関連性がありませんね(笑)。ですが、れっきとした『セールスコピーライターとしてのスキル・知識』を元に行っている仕事の1つ。

というのも、セールスコピーライターが持つスキルは、あらゆるセールス・マーケティングに活用できる(というか、本質は同じ)スキルなんですよ。

むろ

『商品・サービスを売るプロ』を作り上げるんだから、当然っちゃ当然だよね。

クライアント企業や団体から依頼を受けたり、自分で主催したり…といった形でマーケティングやセールス、販促物制作に関するセミナーを開催し、専門家としての知識や経験、ノウハウを提供するわけです。

じつは『依頼を受けて行う』場合、会場予約などの準備からセミナーへの集客活動なども自分で行う必要がなく、ある意味で『非常に手軽に行える仕事』とも言えます(人前で話すのが苦手だと、ツライですけどね(笑))。

報酬額の目安は5〜15万円

秘書

別途、交通費や宿泊費を請求する感じです。

依頼を受けて開催する場合は参加人数に関わらず報酬額が一定のケースが大半です。それに対し、自身で開催する場合は、当然ながら『参加者 × 1人あたりの参加料 – 必要経費』が報酬なので、理論的にはほぼ青天井。

とはいえ、正直な話、私が『報酬を得る目的で自主開催したセミナー』は一度だけ。そしてぶっちゃけ…あまり稼げませんでした(笑)。

むろ

正直、自分で開催するの、すげー大変w他の仕事をしながらやるのは、俺には無理だったな。

ご自身のコミュニティーを持っていたり、SNSフォロワーなどが一定数以上いる方ならまた違ってくるかもですが…そうでもない場合、報酬目的の自主開催はあまりオススメできませんね(汗)。

秘書

基本的には『依頼を受けて開催する』というスタンスがオススメです。

12.事業案内パンフレット制作代行

こちらの業務は、2021年1月〜6月の間に室川が経験した業務となります

企業で作られるパンフレットは、大きく分けて2種類あります。

  • ブランディングを主な目的としたパンフレット
  • 営業促進を主な目的としたパンフレット

セールスコピーライターが担当するのは、もちろん後者。

ブランディングを目的としたパンフレットは見た目的にも派手で、かなり『夢のある単語』などをベースに企業のコンセプトや想いを語り、読み手の記憶に残ることを狙って書くことが多くなります(そのパンフレットで勝負を決める印象でなく、あくまで『記憶の中に入り込む』的な目的です)。

それに対し、パンフレットを強力な”営業マン”に仕立て上げ、商品やサービスを売るための武器として活用できる状態を作り上げる。これがセールスコピーライターが制作するパンフレットです。

むろ

一応言っておくと、ブランディングを目的としたパンフレットが悪いわけでは無いからな。

秘書

ようは使い分けです。

報酬額の目安は10〜20万円

秘書

比較的長期に利用されることが多く、報酬額もかなりまとまった金額をいただくことが可能です。

完全なセールスレターと異なり、パンフレットは比較的『見た目』も重視する傾向があります(ブランディングのパンフレットと印象を被らせている感じですね)。

むろ

セールスレターってより、『読んでいくと自然と商品・サービスが欲しくなるパンフレットを作』て感じなんよね。

秘書

パンフレットは露骨なセールスレターに比べて、比較的”軽い気持ち”で中身に目を通してもらいやすいという特徴があります。

秘書

…が、売りっ気がゴリゴリだと、すぐ読まれなくなります。パンフレット感を損なわず、かつ営業を成立させなくてはいけません。

なので、いわゆる『誰もが知っているパンフレット』としての外見・特性を保持しつつ、中身と構成でセールスコピーを成立させ、営業マンとして活動できるように作り上げる必要があります。

むろ

『パンフレットの使い方(使われ方)』によって作り方も変わってくるから、クライアントとの意識合わせやヒアリングもすごい重要。

秘書

総じて、少し『難易度高め』の業務内容かな?という印象です。

ちゃんと稼げる仕事をこなしたい人へ

さて、ここまでにご紹介した仕事のうち…半分ほどは『書く』が主体でなく、むしろ別の形で価値提供しているものだったかと思います。

言い換えれば、『仕事 = 文章を書くこと』と捉えている人たちに比べ、可能な仕事の範囲は2倍以上、ということ。

そして、はっきり言えば『どの仕事も、それなりに高額な報酬が狙える』仕事ばかりですよね。普通にこなせば、時給1万円もそれほど難しい話じゃありません。

秘書

報酬の目安も載せたので『相場がわからず買い叩かれる』ということもありませんね。

セールスコピーライターの仕事は『商品・サービスを売るプロを作り上げること』。この意識をしっかり持っておいてください。必ず稼ぎに影響してきますよ!

それでも”稼げない”セールスコピーライターがいる理由…

『書く』という行為に固執せず『セールスコピーライターとしての価値提供』に視野を広げたことで、より様々な種類の仕事をこなせるようになります。

にも関わらず…同じような仕事をして『ちゃんと稼げる人』と『稼げない人』が出てきてしまうんです(汗)。

むろ

ぶっちゃけ、稼げる/稼げないは、仕事の内容”以外”にも大きな原因があったりするわけよ…。

こちらについては、別記事でガッツリとまとめておきました。

『セールスコピーライターとして稼ぐことに興味あり!』な方は、ぜひ一読してくださいね。

まとめ:セールスコピーライターの仕事内容と報酬額

さて、この記事は実際に体験した内容をベースに細かく書きましたので、かなり長かったのではないでしょうか(汗)。最後に、簡単に内容をまとめておきますね。

ポイントまとめ
  • セールスコピーライターの仕事は…

『商品・サービスを売るプロ』を作り出すこと!

  • セールスコピーライターの仕事に資格は必要?

いらない。でも『取っておくといいかも』な資格はある。

  • セールスコピーライターの仕事一覧⬇︎
むろ

また新しいタイプの仕事を受けたりしたら、ここに追加していくね。

ほんと大切なことなので、最後にもう1度。

セールスコピーライターにとって、『書く』という行為は大きな武器。ですが…『書くこと = 仕事』ではありません。書くことは、あくまで価値提供の手段の1つです。

もっと幅広い視野で『セールスコピーライターの仕事(提供価値)』を捉えれば、仕事の幅も、稼ぎも、一気に跳ね上がっていきます。

ぜひ、この記事を参考に『本当のプロだけがこなせる仕事』を受けられるセールスコピーライターを目指してくださいね!

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