- Webセールスコピーで2番目に良く見られている箇所
- この箇所を知っているか知らないかで成約率に差が出る理由
- この箇所を活用してセールスコピーの成約率を跳ね上げる方法
今の時代、ホームページやランディングページ、はたまたメルマガなど『Web上で行われるセールス』に触れる機会って一気に増えましたよね。
それにともない、昔はDMやFAXといった『オフライン』が主戦場だったセールスコピーライティングの世界も、オンラインが主戦場に移り変わってきています。
というか、もはや『セールスコピーライターなら、オンラインに最適化されたセールスコピーを作れないと、話にならい』と言えますね。
にも関わらず、Webで展開されているセールスコピーを拝見すると
おいおい…さては、まったく『Webセールスコピーの』特徴を理解してないな?
というセールスコピーをほんとよく見るんですよ。
そこで、今回の記事では
- Webセールスコピーで”2番目”によく読まれている部分
- と、その部分を活用して成約率を跳ね上げる方法
をコンパクトに要点だけまとめてお伝えしています。
こういうポイントを知ってるかどうかで、結果に大きな差が出るのだ!
誰でもすぐに活用できます。ぜひ役立ててくださいね。
▼YouTube動画でも解説してるので、読むより観る派なかたはコチラをどうぞ▼
【事実】セールスコピーは”読み飛ばしが前提”
多くの人が勘違いしていますが、基本的にセールスコピーの中身をじっくりと読み込んでもらえることなんて、ほとんどないんですよ。
大抵の場合、冒頭のメッセージや内容で少し興味を持って、そのまま『さらさら〜っと流し読み』しながら、どんどん進んでいくものです。
もちろん、セールスコピーライティングを駆使して書かれたセールスコピーは、通常のものよりもよほど読まれやすいでしょう。が、それでも『そもそも読まれない(読まれにくい)もの』。
書いてる側は信じたくない真実だけどなwセールスコピーは『読まれないもの』と考えるのが基本だ。
Webにおける”読み飛ばし”とは?
Webでいう『読み飛ばし』とはスクロール。つまり、Webセールスコピーは、ゴリゴリと『スクロールして飛ばされる』ことが大前提にあるということです。
あなたは『書かれているセールスコピー』を、常にしっかりとすべて読み込んでいますか?
…おそらく「そんなわけがない」と思うはず。
なのに『自分の書いたコピー』なら、なぜか『全部読んでもらえる』と思っちゃうんだよな…まぁ、気持ちは分かるw
なんとなく興味を持って開いたページですら、頭から一言一句真剣に読んだりはしませんよね。なんとなく、さらさらっとスクロールして読んでしまいませんか?
他の人も同じ。残念ながらたとえプロが書いたセールスコピーでも、すべて真剣に読まれることは滅多にありません。
Webセールスコピーの途中は、かなり『読み飛ばされてる』と思いましょう。
Webセールスコピーで”2番目に”よく読んでもらえる箇所とは?
引っ張ってもしょうがないから、サクッと答え。それは『コピーの最後』だ!
なぜか?それは、最後の部分は、必ずスクロールが止まるから。だから『スクロールで読み飛ばされてしまう』ことがないんですよ。
その結果、どんどん読み飛ばされる可能性がある『コピーの途中』に比べ、圧倒的に読み手に読まれている箇所になる、というわけです。
すべてを読み飛ばす人でも、必ず『最後はスクロールが止まる箇所』。なので、文章が目に入りやすいというわけです。
スクロールが止まる時、コピーじゃなくてフッター(サイトの一番下)が表示されてるケースもよく見るけど…
と思った人のために、更に少し補足しておきます。
残念ながら、それこそまさに『Webセールスコピーの特徴を理解していない』典型的な状態だ!
- セールスコピーは読み飛ばされやすい
- Webの場合、ガンガンスクロールされる
- でも、ページの最後だけはスクロールされない(できない)
- だから、この部分は非常に目に留まりやすい
この特徴を理解しているなら、確実にスクロールが止まる部分に重要な要素を入れないコピー(や、Webの構成)を作らないんですよ、そもそも…。
これは、自分たちで『せっかくのチャンス』を潰していると言ってもいい状態なのです…。
“2番目に”よく読まれる箇所を最大限活用する方法
この”Webセールスコピーの特徴”を活用することで、どのような効果を生み出せるのか?これは、いろいろなパターンがあります。すべてを挙げていくと非常に膨大に(汗)。
そこで、私がよく使う”3つの代表的なパターン”をお伝えします。
- コピーの要点やポイントをまとめたメッセージを入れる
- コピーの中で『もっとも読み手が喜ぶ要素』をまとめて入れる(特典情報など)
- 対象の商品/サービスの限定性を再アピールする
様々な効果を期待できるが、”読み飛ばし”に対する有用性としては『セールスコピーを読みに戻って貰える可能性が高い』という点。
ここで挙げたような代表的な3パターンを記入しておくと、大部分を読み飛ばしてきたような読み手が
えっ!本当!?それってどういうこと…?
と思って、詳細内容を確認するために『もう一度コピーを読みに戻る』可能性が一気に上がるんですよ。
読み飛ばされていた部分に興味を持ち、コピーを読みに戻ってくれる、ということは…?
そう、そのまま読み飛ばされて終わるより、はるかにWebセールスコピーの成約率を跳ね上げてくれるということです。
これは『誰でも』『簡単』に成約率を上げられる奥義の1つ
なぜなら、特殊なスキルでもなんでもなく『知っているか、知らないか』だけの話だから。
もしも今回の記事でご紹介した『Webセールスコピーの特徴』をこれまで意識したことが無かったなら…。
しっかりと『コピーの最後を有効活用する』というアクションを取れば、誰でも今より確実に価値のあるコピーを書けるようになります。
これ、ヤバくないですか?
まさに『知っているか知らないかで、成果がガラッと変わる』ノウハウの典型例ですよね。
読み飛ばされて終わってた渾身のコピーが息を吹き返す。これを喜ばない人は、セールスコピーライターじゃない!w
誰でも使える奥義。使わない理由がありません。
この記事のまとめ
では、今回の学びのまとめです。
- Webセールスコピーで2番目によく読まれる箇所⬇︎
それは『コピーの最後』!
- それは何故か?⬇︎
Webセールスコピーは『スクロールによる読み飛ばし』が多発する。だが、コピーの最後は『スクロールが必ず止まる箇所』だから。
- コピーの最後を有効活用できる3パターン⬇︎
- コピーの要点やポイントをまとめたメッセージを入れる
- コピーの中で『もっとも読み手が喜ぶ要素』をまとめて入れる(特典情報など)
- 対象の商品/サービスの限定性を再アピールする
セールスコピーを書くときは、ついつい書いている文章の『中身』にばかり目を向けがちです。
もちろん中身も重要ではありますが…どんなに優れたコピーも、そもそも『読まれなければ意味がない』ということを大前提に意識しましょう。
『良いコピーは読み飛ばされない』とか言う奴もいるけど…100%読み飛ばされないとか、ありえない。だからこそ…
ほんのわずかな工夫で効果が期待できるなら、やらない理由はないはずだ!
常に『最善を目指して行動』。結果を叩き出すセールスコピーには、この思考が必須です。
オマケ:今回の内容はセールスコピー以外にも活用できます
今回は”Webセールスコピー”として紹介しましたが、じつは『最後はスクロールが止まるから、読み飛ばされない』という特徴…これはWeb全般に使える特徴なんですよね。
ですから、セールスコピーではない”ホームページ”や”Webサイト”なんかでも使えます!
たとえば…この記事を『スマホで読んでいる』のなら、一気に一番下までスクロールしてみてください。
『私たちが必ず目に止めて欲しいもの』が、スクロールの最後にビシッと表示されるはずですよ。