- 新人セールスコピーライターに集客が向いていない理由
- セールスコピーライターの最適な顧客獲得方法
『ビジネスにおいて、集客はとっても大切』
↑これ、ほとんどの人は、どこかで聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?
その中で、あえて言いましょう。
新人セールスコピーライターは、集客にこだわると失敗するぞ!
なぜなら、新人セールスコピーライターが顧客を獲得するという観点において、集客は”あまりに最適と言いにくい”からです。
ですが、世の中には『集客信仰』が溢れているので、集客に力を入れまくって失敗/挫折するセールスコピーライターがまぁ多いんですよ(汗)。
なので、この記事には『脱:集客信仰』を果たし、失敗/挫折の道を歩まないで済むような情報をまとめておきました。
ぜひ、参考にしちゃってください。
新人こそ、集客よりも『コッチ』に力を入れるべき!
室川も、ある程度収益を出すまでほとんど集客してません(笑)。
”集客”に隠された3つのトラップ
とりあえずフォローはしておきますが…最初にお話したように、ビジネスにおいて集客は重要な要素であり、最終的には不可欠な要素です。
ただ…
集客にこだわるセールスコピーライターって、大体仕事が取れてない…という現実があるのも事実。
なぜなら、『集客』という行為には、新人キラーな”3つのトラップ”があるんですよね。
- “難しい”
- 時間or金がかかる
- もっと大事なことを忘れがち
トラッブ1.集客は”難しい”
この大前提がそもそもなんですが…集客ってまぁ難しいんですよ(汗)。
集客は元々『専門家の領域』です。片手間に誰がやっても成果を見込める!みたいな領域ではありません。
まぁ、考えてみてください。
集客が”はじめての人でも簡単にある程度は成果出せます”なものだったら…世の中に
うぉぉ、客が集まらねぇ…!!!!
なんて声が溢れるわけがありませんよね。
あなたが『集客を専門とし、知識と技術を身に付ける!』と全力投球できるならいいかも知れません。が…あなたが『セールスコピーライターとして』成功を目指すなら、集客スキルだけに全力投球するわけにもいかないでしょう??
セールスコピーライターの価値 = 集客、ではないからな…。
“集客”とは、1つの専門スキルです
『集客の専門家』という職業がある以上、”集客”とはやはり1つの専門スキル、専門領域なんですよね。
そして…あなたが学び極めようとする『セールスコピーライティング』も、同じように1つの専門スキル(集客と被ってくる知識や考え方、スキルもありますが)。
あなたが『すでにセールスコピーライターとして成熟した能力があるので、力を入れて学ぶのは集客です』…なら、問題ないでしょう。
ですが、これからどんどん『セールスコピーライターとしての習熟』が必要な状態で、さらに集客まで学んでいくということは…
- セールスコピーライターとしての成長
- 集客スキルの習得&成長
と、2つの専門領域をゼロから同時並行で成果を出せるまで育てていこう、ということ。
さすがに、舐めすぎな気がしませんか(笑)。
ピアノもバイオリンも、どっちも同じ『楽器』だから同時にゼロから習熟しようと思います。
て言ってるのと、正直そんな変わらん(笑)。
どちらも、それほど『甘い世界』ではありません。
いきなり二足の草鞋で成果を出せるほど、集客は簡単なものではない…この事実を忘れてはいけませんね。
余談:新しいことで起業した人がよく”失敗”する理由
これ、結局…『新しいことを新規で学びつつ、やったこともない集客を”同時に”イチから学んでるから』なんですよね。
よほどの天才でもないと、『2つのことを同時にイチから学ぶ』は、ただの暴挙です。
二足の草鞋の片っぽで、ビジネスの生命線『顧客獲得』を済ませようとか、正気の沙汰じゃないと思うぞ(笑)。
トラップ2.集客は成果が出るまでに時間or金がかかる
『集客』で成果を出すには、基本的に
- 無料だが、効果が出るまでに時間を使う方法(例:ブログ運営など)
- 効果はすぐに出せるが、金が必要となる方法(例:広告など)
という感じで、『時間かお金』の投資が必要になります。
まぁ、最終的には、どちらもバランスよくやるんだけどね。ただ、それは言い換えると…
理想的集客には『時間もお金も必要』ということです。
もしも、今のあなたが集客スキルに優れていて、かつ…
お金あり余ってます。金銭的な話なら、何の心配もいりません。余裕です。
みたいな人なら、しばらく仕事取れなくても時間かけて無料集客orお金を投資して有料集客、どちらでもいけるのかも知れません。
ですが、今この記事を読んでいる人の中に『集客スキルを持ち、金があり余っている人』なんて、そう多くないはず。
そんな羨ましい状態の人、普通この記事読まんやろ…(笑)
お金に余裕があり余っていて、しばらく仕事が取れなくても問題ない。
集客スキルはすでに自信あり。有料集客でガンガン集めることが可能!
どちらかのパターンに当てはまらない場合『集客に力を入れて顧客を取る』というのは暴挙ですね。金、尽きますよ(汗)。
トラップ3.”集客より大事なこと”を忘れがち!
それは金、稼ぎ、収入…つまり収益だぁっ!
生々しいですが、ビジネスは収益が上がらないと意味がありません。集客も『収益を上げる』ための手段です。
セールスコピーライターに限らず、ビジネス全般においてまず最も優先すべきなのは『収益を上げる』こと。
そして、集客はあくまで(収益を上げるための)方法”の1つ”でしかないんですよ。こだわるべきは集客でなく『顧客獲得』というゴール、目的なんですよね。
にも関わらず、集客信仰に流されてしまう人は、そもそもこの目的がズレてしまい『顧客獲得でなく、集客そのものにこだわる』ようになりがちなんです。
目的地に向かうための方法として、徒歩がいいのか、電車がいいのか。車がいいのか、船がいいのか。飛行機がいいのか、SFチックな転送装置を使うのか…。
どの方法を使っても、たどり着く目的地が同じなら…最適な方法を使いたくはありませんか?
トラップの繰り返しになりますが、集客自体は簡単ではありません。しかも、時間orお金を要する。
果たして、集客という方法は、今のあなたが『顧客獲得というゴール』にたどり着くために、最適な方法と言えるでしょうか?
ほかに『もっと容易に顧客獲得ができる方法』があれば、そちらにシフトして『結果(目的)にこだわる』方が良くありませんか?
【回答】セールスコピーライターは”集客”よりコッチ!
- そもそも難しく…
- しかも時間or金が必要で…
- 収益を出すために、他により優れた方法がある
まぁ、この状況で『新人セールスコピーライターが、あえて集客で顧客獲得を目指す必要性』はほぼ皆無でしょう。
だったら、さっさと『顧客獲得方法』を教えろよ?
と思っているかも知れませんので、サクッと回答。
セールスコピーライターに最適な顧客獲得方法…それは『営業』だ!
はいソコ。営業という言葉に嫌悪感/苦手意識を出さない!
「会社としてどんどん大きくしていきたい!」
「年収1,000万とか、そんなはした金の話はどうでもいい!」
…というのであればともかく、まず個人のセールスコピーライターとしてしっかり生計を立てるレベル、つまり『年収600〜800万あたり』ラインなら、まぁ世の中の『集客信仰』はセールスコピーライターにとって、まったくの不要信仰なんですよね。
ここら辺を超えることを狙い始めると、営業だけだと正直厳しいな。手が足りない、てな感じになってくる。
言い換えると、その次元に達するまでは『セールスコピーライターの武器は営業』と言えます。
広大な海に向かってまき餌をし、少しずつ時間をかけて魚を集めるより…。
『魚がいる』と分かっている釣り堀で、良い餌をつけて魚釣りした方が早いし楽ですよね?
セールスコピーライターの営業って、釣り堀でいい餌使って釣りをするようなものなのか!と思った君は、まだ甘い。
ほとんど逃げることがない魚を目視で捉え、網ですくう。それがセールスコピーライターの営業です。
【理由】セールスコピーライターは”超”営業しやすいから
嘘だ!営業とはキングオブしんどい行為!ハードル高すぎ!
という感じに思う方もいるでしょうが…(私も、セールスコピーライターとして以外なら、営業とかしたくない(笑))。
セールスコピーライターは、他業種に比べて圧倒的に『営業しやすい/成約しやすい』業種なんですよ。
- 見込み顧客が世の中に溢れている
- しかも、見込み顧客を見分けやすい
- さらに、持っているスキルが活かせる
営業が『しんどそう』『気が重い』と感じる理由って、やっぱり
そんなもの、要らないです。
仕事の邪魔だよ。帰れ!
…(無視)
みたいな扱いを受ける気がするから、じゃないですか?じゃあ…
- 買ってくれそうな見込み顧客は沢山
- 自分の得意なスキルを披露でOK
- するとガンガン商品が売れていく!
という状態ならどうでしょう?
「営業やりたい!」と思うんじゃないか?
セールスコピーライターから見ると、↑みたいな状態が、普通に存在しているんですよね。もはや営業とはイージーゲーム。
もちろん、コツや注意点はあります
とはいえ、さすがに分かるでしょうが、『営業が簡単 = 何も考えないで営業すれば誰でもオーケー!』ではありません(汗)。
私はセールスコピーライターです。あなたたちに利益をもたらしますよ。さぁ、仕事を寄越すのです!
みたいな営業をしても、話になりません。『セールスコピーライターとしての特性を活かして』『段階を踏んだ営業行為』が必要になります。
ここら辺は『成功ステップ』として完全無料の攻略本に細かく記載されてますので、ぜひ参考にしてください。
『新人セールスコピーライターが成功するための7ステップ』がゴリっと書いてあるから、こちらもぜひ活用しておくれ。
【事実】集客しなくても月収50万円くらいは余裕です
先ほども少し話したように、年収1,000万円に届かせるとなると、営業活動だけで仕事を取っていくのはちと厳しいです…(営業&業務を合わせると、手が足りなくなってきます)。
ですが、月収50万円/年収600万程度なら、特に集客とかしなくても余裕でいきます。このくらいの収益も実現できていない状態なら、下手に集客活動に力を注ぐより、営業の方がオススメです。
俺自信、年収800万円〜くらいまでは、新規の大半を営業で賄って終わってたな…。
営業での新規獲得&既存顧客との長いお付き合い+α、が室川の年収1,000万円到達ルートです。
そもそも、(やり方を間違えなければ)セールスコピーライターは”高額”と言える報酬を手に入れることができる職種です。
だからこそ、下手に難易度の高い集客を行うよりも『見込み顧客を自分で見つけ、自分から売り込みをかける』方が、よっぽど素早く成約でき、なおかつ収益も上がるんですよ。
どうせなら、目的に向かって『難しい道』でなく『簡単で最適な道』を選びましょう。
同じゴール、つまり『稼ぐ』というゴールを目指すのであれば、まずは高難度&リソースを要する『集客』という選択肢を捨てて、『営業』という手段に力を入れるのが、私の経験も含めてオススメですよ。
でも、”その先”目指して集客も学びましょう(笑)
今までの話は何だったんや…。
と思うかもですね。
ただ、やっぱり長い目で見ると『集客という仕組みを整える』という行為は有益性が高いのも事実。
集客という行為がしっかり回る様になれば『より安定し、より稼ぎやすく、時間にゆとりが生まれる』のは間違いありませんからね。
お金をかけない集客は時間がかかるので、少しずつ時間をかえて整えていくのはオススメです。
あくまで重要なのは『収益の確保』なので、それを差し置いて集客を学んだりする意味はありません。しっかりと『もっとも最適な手段で顧客を確保しつつ』というのが大前提ですが、集客という行為自体は有益性の塊です。
まず営業で顧客と収益を得つつ、実務を通して更にスキルと経験を磨き、その裏で先を見越すために集客を学んでいくのだ!
まとめ:集客信仰は捨てましょう
さて、最後に要点をまとめておきますね!
- 集客に潜む3つのトラップ…⬇︎
- そもそも難しい!
- 金or時間が必要!
- そもそも『もっと重要なこと』がある!
- セールスコピーライターにオススメなのは…⬇︎
- 集客よりも、営業しよう!
- セールスコピーライターは”営業しやすい”!
- 月収50万円くらいまでは営業のみで余裕!
- でも…⬇︎
以上!
新人セールスコピーライターの大半は『仕事が取れない』という壁にぶつかって挫折/失敗します。
それは、やっぱり『世の集客信仰』に引っ張られ、顧客獲得という行為を『集客でしなくてはいけない(やりたい)』と思ってしまうところにあります。セールスコピーライターの強み・特徴がうまく活かせてないんですよね。
重要なのは集客でなく『顧客獲得』!ここは絶対に忘れてはいかんよ。
まずはセールスコピーライターの強みを活かし、しっかりと顧客を獲得することを第一に考えましょう。